現在では、会計ソフトを導入したいと考える中小企業が多くなっています。一方で、「会計ソフトの選び方が分からない」「会計ソフトの導入についてよく分からない」などのお悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。ここでは、会計ソフト導入時の注意点についてご紹介いたします。

パソコンの性能のチェック

会計ソフトがパソコン上で滞りなく動作するためには、パソコン内のCPUやメモリ、HDなどに一定以上の性能が求められます。会計ソフトを選ぶ時は、ソフトの性能や価格に目を向けると思いますが、それと同時に会社のパソコンの性能もチェックしてください。パソコンの性能にそぐわないソフトを選んでしまうと、業務へ支障を来すおそれがあります。

初期設定に注意

会計ソフトの導入は、パソコンにソフトをインストールするだけで事足ります。そのため、ソフトの導入自体は非常に簡単なのですが、問題なのは初期設定です。会計ソフトの初期設定は、消費税及び勘定科目、期首残高の設定など、やるべきことが様々です。

特に勘定科目は、インストール時に数百もの勘定科目がございますので、そのまま使用すると大変な手間がかかります。業務効率化のために導入した会計ソフトが、逆に業務に支障を来しかねないのです。
もちろん、これは初期設定をきちんと行うことで対処できます。
初期設定を迅速に済ませたい場合は、税理士などの専門家に相談するのが最適です。

バックアップできる環境を整える

会計ソフトを導入するということは、会計データをパソコン内に保存するということです。そのため、万が一パソコンが壊れてしまうと、会計データも一緒に失いかねません。これを未然に防ぐためには、バックアップ環境を整えることが大切です。外部メディアとしては、USBや外付けHDDなど様々です。会計ソフトの導入時には、万が一に備えてバックアップ環境を整えてください。

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