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クラウド会計ソフトについて

皆さんこんにちは。
税理士の鎌原です。

クラウドという言葉は最近でこそいろいろなところで耳にするようになりましたが、それでも、あまりどういうものかよく分からないという方もいらっしゃるでしょうか。

クラウドとはソフトウェアのプログラムやデータを自分の所有するパソコンではなく、インターネット上に保存する使い方やサービスのことです。Google社のGmailなどは代表的でご存知の方や使っている方もいるかも知れません。

先日クラウド会計ソフトの研修に行ってきました。
最近では様々なプログラムがクラウド化されているなと感じていたので、ついに会計ソフトにもその流れが来たな。といった感じですね。

freee というクラウドの会計ソフトをお聞きになったことがあるでしょうか。CMなども出しているので知名度はあります。
また、クラウドの会計ソフトで似たようなものにMoneyForwardというソフトもあります。こちらは無料の家計簿マネーフォワード という名前でリリースされていますので家計簿なら使ったことがあるという方もいらっしゃるかも知れません。

MoneyForwardは今はMFクラウド会計という名前に変更されました。(2014・7・12追記)

これらの会計ソフトに共通した特徴が銀行のデータやクレジットカードの利用データをもとに仕訳や会計でーたを自動で作成してくれるということです。しかもクラウドのメリットを最大限に活かしてインターネットからデータを自動取得してくれるので、これまでのソフトのように手動で取り込むといった作業すら不要になっています。自動で取り込まれた仕訳は目で見て確認しますが、学習機能を持っているので実際に使ってみるとかなり精度が高く仕訳を作成してくれるなという印象です。
発想としては毎月発生する同じような単純作業を少しでも減らそうという意図が見えます。

もちろんサービスが始まってまだ時間がたっていないソフトたちなので使い勝手などまだまだ改善の余地があるとは思いますが、改善のスピードも早く、期待が持てます。

クラウドの会計ソフトを利用して単純作業の部分を自動化することで、税理士や会計事務所が顧客とコミュニケーションを多くとることが本当に大切で、付加価値の高いサービスをどんどん提供できるようにしたいと思っています。もちろんクラウドの環境への導入は鎌原輝明税理士事務所が積極的に支援させていただきます。

会計ソフト「MF<br />
クラウド会計」

消費税が中間納付の3倍に!

皆さんこんにちは
税理士の鎌原です。

消費税の中間納付とは年間消費税納付額が60万円以上となった事業者が翌年分の消費税の前払いとして納付するものです。

中小企業の多くは前の年の年間消費税額の半分を決算の6ヵ月後に納付し、その年の決算のときに残りの金額を納付します。

その年の売上・仕入れの規模が前年とほぼ同じであれば、決算のときに納付する金額は中間納付の金額と同じくらいになるはずです。

しかし、今年は違います!決算のときに納付する額が中間納付額の約2倍にもなるのです!

例えば3月決算の会社が平成26年3月期に納付する年間消費税が120万円だったとします。
翌期の中間納付の金額はその半分ですから60万円です。

しかし売上・仕入の規模が前年と全く同じだったとしても決算のときに納付する消費税額は132万円にもなってしまうのです。中間納付の2.2倍です!

もちろんこれは消費税が5%から8%になってしまったことが原因なのですが
中間納付の規定については以前のままですので、すでに8%分をもらい始めているにもかかわらず5%のときの金額をベースに中間納付をするためにこのようなことが起こります。

ちなみに3月中間といって3ヶ月ごとに中間納付を支払う制度もあり、これは年間消費税額が500万円を超える場合に対象となるのですが、こちらの制度ではなんと決算時の納付額が中間納付額の3.4倍までになってしまいます!

例えば前年の消費税額が600万円だとすると中間納付3回が150万円なのに対し、決算時の納付額が510万円にもなります。(前年同規模)

決算のときに5%が8%だからと前年の1.6倍くらいで考えていると決算のときに慌ててしまうということも考えられますのでぜひしっかりご準備いただきたいと思います。

消費税の滞納はやはりかなり増えてしまうのではないかと危惧されます。